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意思決定の方法

2016-01-27

合同会社の意思決定の方法とその変更

合同会社の意思決定は、原則として社員の過半数のによって決定します。すべての社員が一人一票の議決権を持ちますから、単純に人数で多数決をとると考えれば分かりやすいです。社員が一人であればその人だけで決定でいますが、二人以上いる場合には原則として多数決だという点には注意が必要です。合同会社では業務執行社員を設定することができますが、その場合には単純な多数決ではなくなりますし、また定款に定めれば変更することもできます。

合同会社では、出資のみをする社員と、出資をして業務を執行する社員とを区別することができます。定款で業務執行社員を定めた場合、業務執行社員のみが議決権を持って、意思決定は業務執行社員の過半数で行われます。これらは定款に定めのない時で、別に何らかの方法を定めれば、それに従って意思決定がなされます。合同会社では、基本的にはこのようにシンプルに設計されていますし、定款に定めることによってその方法を変更することができます。ですから、スピーディな経営ができるというメリットがあります。特筆すべきことは、議決権を自由に割り当てられることです。定めがなければすべての社員が同じだけの議決権を持つことになります。これが株式会社との大きな違いだといえるでしょう。株式会社の場合、保有している株数によって議決権が決まります。つまり、多く出資している人のほうが議決権は大きいです。出資ということを考えればそのほうが適しているケースもありますが、法律でこのように定められていますから、適していないと思われるようなケースでもこの方式を採用しなければなりません。合同会社は、一人一票で議決権が平等であるという点が優れているのではなくて、自由に制度設計ができることが特徴的です。たとえば、株式会社のように出資額に応じた議決権を与えたいのであれば、定款でそれを定めることによって実現できます。ほかにも、一人に権限を集中させるといったことも可能です。

規模の小さい会社が規模の大きい会社に勝っている点としては、経営スピードの速さが挙げられます。財務基盤や人材の豊富さなどでは、規模の大きい会社のほうが圧倒的に勝っているといえるでしょう。規模の小さい合同会社を設立して業績を拡大させていくためには、経営スピードの速さを生かすことは大事なことだと考えられます。そのためには、合同会社を設立する時点で、意思決定の方法をどうするのかは、よく考えて決める必要があります。”

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